キャリアサポートプログラム(CSP)
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Better than Best. 最良を超えろ!それをめざす姿そのものが、前に踏み出す力。 Better than Best. 最良を超えろ!それをめざす姿そのものが、前に踏み出す力。

男子も女子も、長い視野で自分の人生を捉え、
キャリアデザインを考えることが重要。

2018年10月31日、「男女共同参画社会を考える」と題した特別講義の第二回が、名古屋キャンパスで開催されました。講師は本学キャリア開発センター主査・吉岡俊明、特別講師として第一回にもお越しいただき講義をしてくださった名古屋市総務局総合調整部男女平等参画推進室主査・三谷幸司氏をお迎えし、各学部の2年生男女13名とともに、将来を見据えたキャリアデザインについて考えました。
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「20年後の自分」を考えるワークショップ。

前回の講義でもキャリアビジョンの描き方についてお話しくださった三谷氏。今回も、自分たちの将来について真剣に考えながらグループワークに取り組む学生たちを温かく見守ってくださいました。取り組んだ課題は「20年後の自分へのメッセージ」。受講生は3つのグループに分かれ、①20年後、40歳の私は○○でありたい!②そのために各年代は、こんな姿でいたい!という未来の自分へのエールと努力目標を、仕事とプライベートの二方向で考えました。将来の自分や仲間の姿を想像しながら、なりたい職業、やりたい仕事、理想のライフスタイルや結婚・出産などのライフイベントにいたるまで、グループ内で活発に意見交換していく学生たち。三谷氏も各テーブルを回りながら学生たちの意見を引き出したり、自身の経験をもとに質問に答えたりしてグループワークを盛り上げてくださり、活気のあるワークショップとなりました。30分間のワークを終え、いよいよプレゼンテーション。大きな模造紙にまとめたそれぞれの「20年後の自分」を発表します。「病院で働く」「スポーツ栄養士」「30代で昇給」「転職」など具体的なキャリアプランのほか、「結婚・出産」「家を建てる」「海外に行く」など十人十色のライフプランも披露され、学生たちはそれぞれのビジョンに刺激を受け合ったようです。そして締めくくりは、三谷氏の講評。学生たちの着眼点を評価しながら、キャリアビジョンの明確な描き方についてレクチャーしてくださいました。今回、公務員に関心のある学生が多く参加していることを踏まえ、自身の就職活動時をふりかえり、キャリア選択の動機を語りながら公務員の種類や活躍の場、職種について詳しく紹介。また“人物重視”“面接重視”が進む近年の公務員試験の傾向についてもお話しくださり、学生たちは真剣なまなざしで聞き入っていました。「だから、学生時代に何かに打ち込むことが大切。充実した大学生活を将来につなげてください」という心強いエールで締めくくられました。
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人生の先輩のリアルなキャリア変遷を参考に、
自分自身のキャリアをどう描くか。

あわせてレクチャーしたのはキャリアセンターの吉岡主査。大学卒業後、民間企業に就職し各部門で手腕を発揮した後、転職によりキャリアの向上やシフトチェンジを図り、現在は本学のキャリア開発センターで「キャリア教育」を通して学生たちのサポートに当たっています。自身のキャリア、ライフスタイルの変遷を事例とし、20代・30代・40代・50代の年代別にチャート化した資料を示しながら、キャリアデザインを考えることの重要性をレクチャーしました。「人生100年時代」といわれる今、就職や転職など“現役時代”のキャリアを考えることはもちろん、リタイア後の人生をどう充実させ、豊かに生きるかを考えることも不可欠です。世界における今後15年間の予測トピックを紹介しながら、「若い皆さんには、激動の時代を生き抜く力を身につけて欲しい」と強調。学生たちにとって、就職はもちろんその先も見据えたキャリアの描き方を考える、良い機会になったようです。 ※2018年11月に取材した内容です。
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